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電子薬歴ガイドラインの廃止について

 これまで、薬局における電子薬歴の取り扱いについては、本会が作成した「薬剤服用歴(薬歴)の電子媒体による保存に関するガイドライン」(平成14年11月、平成12・13年厚生労働省医薬関係者研修費等補助金薬歴管理標準化検討事業、以下、電子薬歴ガイドライン)に基づく対応をお願いしてきました。

 一方、医療情報ネットワーク基盤検討会(座長:大山永昭氏、東京工業大学像情報工学研究施設教授)は、平成21年3月31日付けで「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第4版」(以下、安全管理ガイドライン)を公表しました。

 安全管理ガイドラインは、電子カルテ等の電子保存システムだけではなく、診療にかかわる情報を扱うすべての情報システムと、それらのシステムの導入、運用、利用、保守および廃棄にかかわる人または組織を対象としています。また、今回の改定で、同ガイドライン中の「3.3 取り扱いに注意を要する文書等」に、電子薬歴が対象文書として明記されました。

 そのため、本会では従来の電子薬歴ガイドラインを廃止することと致しました。

 今後、薬局が電子薬歴を利用する際には、安全管理ガイドラインに基づく対応が必要となります。ただし、電子薬歴ガイドラインの参照元である電子カルテガイドラインは、既に安全管理ガイドラインに統合されていることから、今回の改定によって、電子薬歴の取り扱いが大きく変わるものではありません。

 なお、電子薬歴ガイドラインに添付していた「運用管理規程(例)」を安全管理ガイドラインの記述にあわせ一部修正しました(下記リンク)。変更点は、「運用管理規程(例)」中で「電子薬歴ガイドライン」を参照していた部分等です。薬局毎に策定されている運用管理規程についても、その規程中に電子薬歴ガイドラインに言及している場合等は、適宜修正等が必要と思われますのでご注意ください。



運用管理規程(例)のダウンロード(WORD形式)