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映画『おとうと』 2010年1月30日(土) 全国公開~日本薬剤師会は『おとうと』を応援しています~

平成21年12月14日

■映画『おとうと』のご紹介

松竹株式会社では、山田洋次監督、吉永小百合・笑福亭鶴瓶主演の映画『おとうと』を、平成22年1月30日(土)より全国公開することとなりました。

『おとうと』は、夫亡きあと東京の郊外で小さな薬局を営みながら薬剤師として堅実に生きる姉・吟子(吉永小百合さん)と、大阪で芸人に憧れつついつしか年齢を重ねてしまった、何かと問題を起こす弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶さん)との再会と別れを描いた、笑いと涙にあふれた物語です。

これまで我が国では、主要な登場人物が薬剤師を演じる映画はほとんどありませんでしたが、この映画では、主役の吉永小百合さんと、その一人娘の小春を演じる蒼井優さんが、薬局の薬剤師役で登場いたします。

平成21年10月に開催した第42回日本薬剤師会学術大会(滋賀大会)では、山田洋次監督と吉永小百合さんを開会式にお招きし、舞台挨拶をいただきました。その際、山田洋次監督は、主要な舞台・役柄として薬局・薬剤師を取り上げた理由を次のように述べておられます。

「この映画の舞台は、早い時期から薬局に決めていた。街の薬局には、穏やかで充足した暮らしが想像でき、この物語にふさわしいと思った。また、薬局には、地域の人々が立ち寄っては色々な相談をしていく。そこには、お店と顧客との深くて長いつながりを感じる。そこに、吉永さんの優しいお姉さん役と薬剤師のイメージがピッタリ一致した。この映画では、薬局以外にも自転車屋さんなど顧客と深く長いつながりのあるお店も登場するが、そういうお店が私たちの暮らしの中で大切であるにもかかわらず、今日、そうした細やかなつながりが消えつつあることは大きな不幸である」と。

また、映画の後半では、「看取り」や「ターミナルケア」といった現代社会が抱えるテーマにも触れられており、医療に携わる薬剤師として、また一人の人間として、一見の価値ある作品となっています。

本映画の詳細や上映劇場などは、下記サイトをご覧ください。一人でも多くの皆様に鑑賞していただければ幸いです。



映画『おとうと』公式サイト


■日本薬剤師会は『おとうと』を応援しています

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