平成20年6月20日
「安心と希望の医療確保ビジョン」につきましては、本年1月から6月までの間、計10回にわたる議論を経て、医師不足、混合診療、病院の再編、在宅医療の推進など、医療の確保に関する様々な問題が指摘されている中で、こうした問題に対し、将来を見据えた改革が必要であるため、人材、施設、医療サービスなどにおける医療アクセスの改善を図るよう、あるべき医療の姿を示すために策定されたものです。
このうち、薬剤師に関する事項につきましては、医師と歯科医師・薬剤師等との協働の充実として、医療機関に勤務する薬剤師におけるチーム医療の重要性などが示されているほか、在宅医療の推進として、薬局における医薬品等の供給体制や適切な服薬支援を行う体制の確保・充実に取り組むことが求められています。
本会としては、ビジョンが取りまとめられたことを受けて、見解を公表いたしました。今後とも、国民が安心して医療を享受できるよう一層努力していく所存でありますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。